金魚妻あらすじネタバレ【黒澤R不倫シリーズ短編集】

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精神科ナースになったわけ ネタバレ感想 境界性人格障害のユカリさん

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母親の死がきっかけで、精神「人の心」について興味をもった主人公「太田さん」が、精神科のナースとして働く様子をエッセイ風につづられています。

 

 

 

 

試し読みをしてみたらすごく興味がわいたので、電子書籍で購入して続きを読んでみました。

 

 

 

 

試し読みした1話目のあらすじ感想はこちら

精神科ナースになった訳 あらすじ感想 統合失調症の細木さん 

 

 

 

 

「精神科ナースになったわけ」の試し読みはこちらです。   

 

 

 

 

この回で担当した患者さんは、境界性人格障害のユカリさんです。

 

 

 

 

色白でアイドルみたいにかわいい女の子なのですが、リストカットを繰り返して入院しています。

 

 

 

 

話が止まらず、感情が不安定です。

 

 

 

 

境界性人格障害(ボーダーライン)の特徴は、

 

 

●見捨てられ不安がある

●感情が不安定

自傷行為の繰り返し

●自己否定が強い

 

などです。

 

 

 

 

主人公の大学時代の友人にも、似たような女の子がいました。

 

 

 

 

かわいく気遣いのあるいい子なのだけど、突然長ーいメールを送ってきたり、泣きながら夜中に電話してきたりする子でした。

 

 

 

 

行き過ぎた「かまってちゃん」みたいで、今思えば彼女もボーダー(境界性人格障害)だったのかもと思うのでした。

 

 

 

 

ある日、主人公がレクリエーションの参加を呼びかけにユカリさんの部屋に行きました。

 

 

 

 

布団に入ったままだったので、「無理に参加しなくても大丈夫ですからね」と声をかけて部屋を出ました。

 

 

 

 

レクリエーションの最中に、突然ユカリさんが泣きながら入ってきました。

 

 

 

 

「太田さんなんか大嫌い」

 

「私のことを見下してるんでしょ」

 

「もういい!私なんか死んでやる」

 

 

と叫んでリストカットをします。

 

 

 

 

幸い、傷はたいしたことはなかったのですが、主人公はあらためて、どうしてユカリさんはリストカットをするのか?考えます。

 

 

 

 

ユカリさんのカルテを見てみると、父親は優秀な教師でしたが、家では虐待されていたようです。

 

 

 

 

雪の中を立たされたり、タンスの角で頭をぶつけられたり、「おまえなんかいなくなればいいのに」と日常的に言われて育ちました。

 

 

 

 

ボーダーでよく言われるのは、子供の頃の愛着障害、母親からの愛情不足が一因と言われています。

 

 

 

 

ユカリさんの父親は、母親に暴力をふるっていました。

 

 

 

 

ユカリさんは高校卒業の時、母親に一緒に家を出ようと言いましたが、母親は父親を選びました。

 

 

 

 

そして、大学生になってからリストカットをし始めました。

 

 

 

 

ユカリさんの環境に同情しながら、主人公も過去を振り返っていました。

 

 

 

 

母親を亡くした時、会社で涙が出そうになると、唇をきつくかんでいた時期がありました。

 

 

 

 

痛いのですが、涙がおさまり気持ちいいような気がしました。

 

 

 

 

自分なりの「悲しみの対処法」だったのです。

 

 

 

 

ユカリさんにとっても、リストカットが何かしらの理由や役割があるんだろうと主人公は考えます。

 

 

 

 

TVを見ていて、落ち着いているユカリさんに話しかけます。

 

 

 

 

「手首切っても痛くないの?」

 

 

 

「痛くはない。熱い。」

 

 

と言うユカリさん。

 

 

 

 

眠れなくなって、睡眠薬をたくさん飲むようになってから、生きてるのか死んでるのかわからなくなった。

 

 

 

 

夜になると、消毒液などを用意して儀式のようにリストカットをしたと言います。

 

 

 

 

「熱い・・・生きてる感じがする」

 

 

 

 

ユカリさんは死ぬつもりではないこと、「やっぱり生きたいんだ」と思った主人公は、

 

 

 

 

「無理にやめろとは言いません。でも、たまに死ぬつもりがなくても死んじゃう方もいるから気を付けてほしいです」

 

 

 

 

「死なないでください」

 

 

 

と、淡々と伝えます。

 

 

 

 

なぜそうしようとするのか、その人なりの理由があるはずと真摯に考える主人公の太田さん。

 

 

 

 

「死にたいと思ったら、あと3年後に死のうと思うようにしてる」

 

 

 

 

というアドバイスをします。

 

 

 

 

ユカリさんもそれを聞いて、「死ぬのはいつでもできますもんね」と納得します。

 

 

 

 

主人公は、患者さんに近いというか、寄り添うことのできるタイプなのかなと思います。

 

 

 

 

決して、無理やり治そうとかではないんですね。

 

 

 

 

でも、少しでも患者さんのことを理解しようとしてる。

 

 

 

 

患者さんが少しでも生きやすくなるように考えてる。

 

 

 

 

まずは相手を理解しようとする姿勢は大事かなと思います。

 

 

 

 

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